ブランドストーリー

メインボードがパフォーマンスを存分に発揮する日。そんなコンディションは、年に何回ありますか? タイミングが休みに合えばラッキー、でもそれほど多くありません。

そんな日常から、あなたの相棒となる『最強のセカンドボード』という考え方をコンセプトに、波の小さい時でも、ジャンクなコンディションでも、波に乗れる出番の一番多い "セカンドボード"。

アクセルレーターは、あなたのサーフィンライフのパートナーとして生まれました。

キーワードは+ONE (プラスワン)

すでに、サーフィンされている方にとってのプラスワン、これから始める方にとってのプラスワン。「上達したい」「また波に乗りたい」。その気持ちに応える『+ONE』という選択があなたのサーフィンライフを豊かに彩ります。

 



私たちについて

 

サーフィン業界の “常識” に新風を

私たちは2000年代、世界的に有名な NSP、SouthPoint、チャンネルアイランド などの正規二次代理店として、初心者・中級者向けのサーフボード販売に携わってきました。その後2010年頃からは本格的に自社ブランドでの製造に着手し、これまでに累計 9,000本以上のサーフボード、17,000本以上のソフトボード(スマイルオンサーフ、アイディールなど)、そして 35,000本以上のボディボードを販売してきた実績があります。

 

そんな私たちが、今あらためて向き合ったのが「今、サーフィンが難しい」という現実でした。

 

海外ブランド信仰、顔の見える職人信仰
初心者・復帰者に厳しい排他的な空気
価格の高騰、納期の不透明さ

 

これらは、サーフィンを楽しみたいすべての人の背中を押すどころか、遠ざけてしまっている。 だからこそ、私たちは “誰でも気持ちよく乗れる1本” を「適正な価格」「安心できる品質」で届けることにこだわっています。

理論と経験に基づく“調子いい1本”

私たちは、特にミドルエイジ(35歳〜50歳代)を中心にボード設計を行っています。仕事や子育てがひと段落し「またサーフィンを再開したい」と感じているカムバック層は、技術的にも気持ち的にも“初心者”に近い存在です。だからこそ、初めての1本としても、再スタートの1本としても、安心して使えるように、設計・性能・価格すべてにおいてバランスを追求しています。

 

アクセルレーターの最大の魅力は「楽にパドルできて、早くテイクオフできる」設計。 日本人シェイパー3名が監修し、クラフトとデジタル設計を融合。 日本人の体格や脚力にフィットするボリューム設計で、初心者でもカムバックでも、乗った瞬間に「これ、ちょうどいい」と感じられる。 だから、サーフィンにブランクがある方や、本当に信頼できる“2本目”を探している人にこそ選ばれています。

誰でも買える、安心して買える

アクセルレーターは、業界の “暗黙の了解” を取り払い、ショップでもネットでも量販店でも「誰でも買える」「安心して買える」ことを大切にしています。

波も海も誰のものでもありません。 だからこそ、どこで誰がサーフィンを始めてもいいし、どこで誰がアクセルレーターを手に取ってもいい。 そんな「当たり前を当たり前にする」ブランドでありたいのです。

技術に裏打ちされた信頼と実績

1987年創業のモノづくり企業として、私たちは国内外でサーフスケートを累計 30万本以上販売してきました。

1995年には GRAVITY SKATEBOARDS の日本総代理店として、特許技術や独自規格をベースに製品開発を展開し「スラスター1」を導入。日本に “サーフスケート” という文化を根付かせました。ハイブランドである SmoothStar は世界30カ国以上で展開され、世界チャンピオンのフィリペ・トリード選手にも愛用された「スラスター1」「スラスターD」トラックは、世界的なベストセラーとなりました。

2013年には日本のサーファーに特化した WOODYPRESS を正式始動。特にトレーニングに特化したスケートボードやサーフボードの開発において、他社に依存しない自社設計・品質基準を築き、信頼を獲得してきました。初心者・キッズ向けの SPOONRIDER やGOSWINGER なども含め、特許を活かした高級モデル BLACK CLASS を含む多彩なラインナップを展開しています。

私たちは “サーフィンの上達をサポートする道具” を追求し、単なる製品提供ではなく、使用することでサーフィンがうまくなる、そんなリアルな価値を届けてきました。

 

私たちの考え ─ 循環と挑戦

現在のサーフィン業界では「若い世代が育たない」「業界に入ってくる人材が少ない」と言われています。現場に目を向ければ、年齢層の偏りや、現役を引退したライダーたちが活躍できる場の少なさが、課題として浮かび上がります。

私たちサーパストレーディングは、製品を作るだけでなく、未来の担い手を育てる場をつくることもまた、ブランドの役割だと考えています。

現役で活躍する若いライダーを支えることはもちろん、彼らが競技を終えた後も、ブランド運営や開発、サポートの現場で活躍できる仕組みを整えていきたい。そうした循環こそが、業界の持続可能性と革新性を両立させる鍵だと信じています。

そして、私たちは「モノづくりを通じて、選手やお客様、スタッフをサポートする会社」であることを誇りにしています。道具を作るだけでなく、その先にいる人の“成長”と“継続”を支える。これが、サーパストレーディングの根底にある考え方です。

また、私たちは卸販売を否定するのではなく、ユーザーの声を直接聞き、その声が自然とショップに届くような仕組みづくりを目指しています。たとえば「アクセルレーターの湘南スモールありますか?」とユーザーから問い合わせがあれば、ショップ側は在庫リスクや売れ残りの不安を抱えることなく、安心して販売できます。

これは既存の取引先を排除するのではなく、ユーザー・メーカー・ショップの三者がうまく循環するための挑戦です。関わるすべての人を取り残さず、共に前進できる流れをつくることが、これからの時代のあるべきブランドの姿だと考えています。

私たちは、単に「サーフィンを楽しむ道具」ではなく、「サーフィンを未来につなぐブランド」でありたい。 この想いを胸に、私たちはこれからも挑戦を続けていきます。

 

乗れば変わる、あなたのサーフィン人生

アクセルレーターは、単なる道具ではありません。 あなたが「もう一度、波に乗ってみようかな」と思ったその瞬間に、そっと背中を押してくれる存在です。 今こそ、調子のいい1本で、サーフィンをもっと自由に楽しみましょう。