サーフボード製造におけるシェイパーの重要性
シェイパーは、サーフボードの“調子の良し悪し”を決定づける職人であり設計者です。波の特性や乗り手のスタイルに合わせて、ボードの形状・厚み・ロッカー・レールなどをミリ単位で調整し、性能とフィーリングを完璧に仕上げます。
そうして生み出されるサーフボードは、あなたのサーフィンの質や楽しさ、上達など、大きく左右する重要な役割を担っています。

サーフボードの形状は、ロッカー、レール、ボトム形状、ボリューム配分など、すべてに意味があります。そして、波質やターゲットユーザーのスキル、ライディングスタイルを想定したボード設計とこれまで培った職人的で微細なニュアンスをCADやテンプレートに変換して量産化したボードは、「初心者が最初に信頼できる一本」「小波でも楽しめる万能モデル」「ターン性能を最大化した中級者向け」など、明確な使用シーンとコンセプトを兼ね備えたサーフボードに仕上がっています。

コンセプトとシェイプ理論に基づいたプロダクト
アクセルレーターは量産のサーフボードですが、その設計においては複数名のシェイパーとタッグを組み、それぞれのモデルにしっかりとしたコンセプトとシェイプ理論を反映させたサーフボードを提供しています。
各シェイパーの理論や感性だけでなく、サーファーからのフィードバック、日本の波質、サーファーそれぞれのライディングスタイルなど、これまで培った経験という”資源"を惜しみなく提供し、”調子のいいサーフボード"を安定した品質と価格で広く届けることで、たくさんのサーファーがもっともっとサーフィンを楽しんでほしいー。そんな想いのもと、アクセルレーターとのタッグが実現しました。
量産=再現性と普及
量産ボード、と聞くと安価で個性(=理論やコンセプト)が無く、アウトラインやデザインがダサいなどのイメージを持たれるかもしれません。しかし、量産できるということは製造工程において、しっかりとしたコンセプトと理論が詰まったボードデータを正確な精度で忠実に再現することができるので、"調子のいいサーフボード"を普及させることにつながります。
サーファーが"調子のいいボード(=自分に合った)"に乗ることは、サーフィン・スキルの上達に繋がるのはもちろん、サーフィンの楽しさを何倍も実感できます。
プロでも初心者でも「サーフィンが上手くなりたい」という想いは同じなんです。
そんな全てのサーファーの想いをサーフボードのプロダクト面からサポートしていきたいと思っています。他の既製品では得られない「自分のための一本」を感じてもらえるよう、いままでも、そしてこれからも、シェイパーとの取り組みによって生み出されるアクセルレーターの各モデルにご期待ください。


        
      